秋の味覚として人気のさつまいもは、ビタミンや食物繊維が豊富で健康的な食材として知られています。
でも切った後のさつまいもを上手に保存する方法をご存知ですか?
今回はさつまいものを切った後のベストな保存方法や変色してしまった時の対処法についてご紹介します。
切ったさつまいもの上手な保存方法とは?
切ったさつまいもの正しい保存方法とその期間についてご紹介しますね。
まず、さつまいもを洗う前に切り分けます。
切った部分は、空気から守るためにしっかりとラップで覆いましょう。
さらに新聞紙でくるんで、涼しい暗所に保管します。
保存のポイント
ラップで包む際、切った部分のみをカバーし、サツマイモ全体を完全に包まないよう注意してください。
全体を密閉してしまうと、さつまいもが呼吸困難になり、早く劣化する可能性があります。
この方法で、さつまいもは約1週間の保存が可能です。
さつまいもを部分的に使用する際は、切る前に洗うのを忘れずに。
もし間違えて洗ってしまった場合、そのさつまいもは容器に入れ、水を追加して浸けて冷蔵庫で保存します。
この状態では、保存期間は1~2日が限界です。
しかし、3日以上保存したい場合、水に浸すよりも乾燥がオススメですよ。
その時は、さつまいもの水分をキッチンペーパーで拭き取り、十分に乾燥させた後、切り口をラップで覆い、新聞紙で包んで涼しい場所に置いてください。
ただ、洗う際にさつまいもに傷をつけるなどのダメージを与えた場合、この方法では劣化が早くなるので、十分な注意が必要です。
切った後のさつまいもの保存期間は?
上記の通り、カットした後のさつまいもは、ラップで切り口を覆って冷蔵庫で約1週間の保存が可能です。
もしも水で洗ってしまった場合、水に浸して保存し、1~2日で使い切ってくださいね。
タッパーなどの密閉できる保存容器に水を入れて、切ったサツマイモ全体をしっかりと水に浸した状態で冷蔵庫で保存してください。
切ったさつまいもが変色してしまった場合は?
さつまいもは、基本的に丸ごと1本を常温で保存するのがおすすめです。
切った状態だとすぐに変色してしまいますよね。
そんなときは、次に使うときに変色してしまった部分を薄く切り落とすと食べられます。
さつまいもは切り口が変色していても、毒などはありません。
ただし、調理する前にしっかりと水につけてアクを抜きましょう。
加熱してから冷蔵保存も◎
さつまいもは煮た後に保存するのもおすすめです。
甘く煮てレモン風味やジャム風味に調理し、適量に分けて保冷庫で保存します。
食事時には、普通に冷やして戻してください。
冷やすことでの品質劣化は最小限におさえることができ、特有の冷凍の匂いも気になりません。
おべんとうの具材としてもマッチしますよ。
冷えた状態で包むと、ランチタイムまでには適切な温度に戻っているので美味しく食べられますね。
こんなときは食べるのはNG
次のような時は傷んでいる証拠なのでさつまいもは食べずに処分してくださいね。
・内部が黒くなっている
・いやなニオイがする
・表面にカビが生えている
・さつまいもがしぼんだり、皮がゆるんでいる
・酸っぱい味がする
さつまいもを美味しく食べきるレシピは?
大学いもやさつまいもご飯にはさつまいも1本を丸ごと使った方が美味しくできますよね。
でも余ったさつまいもや少量のさつまいものでもおいしくできるレシピをご紹介します。
・さつまいもの味噌汁
・さつまいものきんぴら
・さつまいもの甘煮
・さつまいものスティックフライ
・さつまいもの天ぷら
まとめ
何をしてもおいしいさつまいも。
その甘さとほっくりとした食感は、さまざまな料理にぴったりです。
ぜひ余った時もアレンジして無駄なく食べきってくださいね。
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