子どもが産まれて、だんだん大きくなっていくと、社会的な子どもの表現が変わっていきますよね。
乳児や幼児、園児、小学生の他にも、あまり聞きなれない未就学児なんて言葉もあります。
聞いたことはあるけど、説明が出来ない・・
何歳から何歳までなのか曖昧で分からない・・
そんな方もいらしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、未就学児とは0歳~6歳までの小学生になる前のお子さんを指します。
他にも未就園児、小学生以下など、未就学児と響きが似ていても意味が違う言葉がたくさんあるので、1つ1つご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
未就学児って何歳から何歳までの子供を指す?
普段はあまり使わなくても、説明会や書類などでよく使われる未就学児という言葉。
未就学児とは小学校などの初等教育に入学する前のお子さんをいいます。
小学生になる前の0歳から6歳児が対象です。
ちなみに初等教育とは、基礎を学ぶ小学校の6年間をいい、中等教育が中学校・高校の6年間、高等教育が大学や専門学校を意味しています。
他にも年齢別に決まった呼び方もあるのはご存じでしょうか?
簡単にご紹介しますね^^
新生児 ・・産まれてから生後1か月まで
乳児 ・・生後2ヶ月から1歳まで
幼児 ・・1歳から小学校入学前まで
乳幼児 ・・産まれてから小学校入学前まで(0歳から6歳)
園児 ・・幼稚園や保育園に通っているお子さん
児童 ・・小学生1年生~6年生
つまり未就学児とは幅広く、上記のような小さな赤ちゃんから幼稚園を卒園したお子さんまでをいいます。
未就学児と未就園児の違いは?
上記の他にも、未就園児という言葉もありますよね。
未就学児と似ていますが、違いはなんでしょうか?
未就園児とは、保育園や幼稚園に通園していない0歳から3歳のお子さんのことで、通園前の親子で参加する体験保育も未就園児保育と呼んだりします。
基本的に保育園は0歳から預けることが可能で、幼稚園のよっては2歳頃から預かり可能なクラスもありますが、保育園や幼稚園に通っている場合は未就学児となります。
未就学児と小学生以下の違いは何?
未就学児の他に、小学生以下という表現も良く目にしますよね。
遊園地、飲食店、旅行、イベントなどでも小学生以下は無料と書かれていたりします。
未就学児と小学生以下、一見同じ意味に感じますがこの2つの言葉の違いは何でしょうか?
上記でもお話したように、小学校入学前までのお子さんを未就学児といいます。
小学生以下は(小学生を含むという意味になるので)0歳から小学校6年生までを指します。
そのため未就学児(0歳~小学校入学前)と小学生以下(0歳から小学校6年生まで)の2つの表現は違う意味をもちます。
ちなみに交通機関は一般的に小学校入学と共に料金が発生し、小学生は【こども】と分類されます。
1歳未満の乳児、1歳から6歳未満の幼児は無料としていることも多いですが、6歳以上から12歳(小学生まで)までを子供料金、12歳以上からは大人料金で計算されることが一般的です。
旅行の際も、会社によっては区切りや料金設定にも差があることが多いので、年齢までしっかり確認が必要になります。
いざという時のために、知っておくと便利ですよね。
さいごに
今回は知っているようで知らない、未就学児や未就園児、小学生以下などの意味や使い分けをご紹介してきました。
それぞれの分かれ目は、公共交通機関の切符だったりホテルの宿泊料金だったり、一般的な料金体系で感じやすいですよね。
その中でも子どもは細かく区分されていることが多いので、ぜひ今回の内容を活用してみてください!
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