テーマパークや食べ放題などビュッフェ形式のレストランでは、小さい子どもは無料になることが多いですね。
「3歳未満無料!」などと記載されていますが、この場合3歳児は含まれるのでしょうか。
また「3歳以下無料」の場合とは違うのでしょうか。
そこで今日は未満や以下の使い方と違い、そして飛行機や新幹線などの交通機関の利用料金についても合わせてご紹介します。
3歳未満に3歳児は含まれる?
「未満」というのは「未だ満たず」ということで、意味としては
・その数に足りないこと
・ある数を境に、その数は含まれずそれより小さいこと
を指します。
例えば「3歳未満」と記載があった場合は、0歳・1歳・2歳児は含まれますが3歳児は含まれません。
「3歳未満無料」と記載があった場合は、0歳・1歳・2歳児は無料になりますが、3歳児は含まれませんので、3歳児は有料ということになります^^;
3歳未満と3歳以下の違いとは?
未満と以下の違いも気になりますね。
「未満」は
・その数に足りないこと
・ある数を境に、その数は含まれずそれより小さいこと
という意味であるのに対し、
「以下」は「これを以って下である」ということで、意味としては
・その数を入れて、それから下の数
を指します。
例えば「3歳以下」と記載があった場合、3歳児と0歳・1歳・2歳児も含まれます。
「3歳以下無料」と記載されている場合は、0歳・1歳・2歳・3歳児が無料になりますね!
未満・・・その数は入らない、それより下
以下・・・その数は入る、またはそれより下
以上・・・その数は入る、またはそれより上
未満と以下、以上の意味の違いや使い分けは混同しがちですが、この際きちんと覚えておきましょう^^
3歳未満だと飛行機の座席は無料なの?
家族旅行などで、子どもを連れて飛行機を利用される方も多いですね。
でも飛行機を利用する際に気になるのが子どもの運賃。
飛行機に搭乗する日に3歳だったら、「料金はどうなるの?」と気になりますね。
一般的に、国内線では生後8日から3歳未満までの子どもを「幼児」と設定し、大人1名につき幼児1名が膝上に座って利用することが可能です。
(生後8日の0歳から1歳・2歳児までは、保護者の膝の上に座るのであれば子ども本人の座席の確保は必要なく、料金は無料となります。)
【例 2歳児が飛行機に搭乗する場合】
・保護者の膝の上に乗せるのであれば 無料
・1人で座席に座らせるのであれば 有料(幼児料金)
となります。
※料金のかからない幼児でも予約は必要です。
【例 3歳児が飛行機に搭乗する場合】
・「小児」の扱いとなるため、座席の確保が必要になり有料(小児料金)
となります。
LCCと呼ばれる格安航空会社の「ピーチ」、「ジェットスター」、「バニラエア」、「春秋航空」などでは料金体系が異なるため、満2歳から座席が必要となりますのでご注意くださいね。
(LCCでは幼児・小人料金の設定はなく、大人と同額の運賃がかかります。)
また赤ちゃんを膝の上に乗せて抱っこして搭乗する場合も別途料金がかかりますので、注意が必要です。
3歳未満だと新幹線の座席は無料?
子どもを連れて公共交通機関を利用する場合も、料金が気になりますね。
小さな子どもが新幹線を利用するとき、運賃はどうなるのでしょうか。
新幹線には、子ども料金が設定されています。
小学生は大人料金の半額で、小学生未満は大人1名につき子ども1名が原則無料となります。
※0~5歳児は無料で、6歳でも幼稚園児であれば無料です^^
しかし小学生未満でも、座席を利用する場合は特急券・乗車券ともに必要となります。
【例 3歳児が新幹線を利用する場合】
・保護者の膝の上に乗せるのであれば 無料
・1人で指定席に座らせるのであれば 有料(子ども料金の特急券+子ども料金の乗車券)
となります。
【例 6歳児が新幹線を利用する場合】
・幼稚園児であり、保護者の膝の上に乗せるのであれば 無料
・幼稚園児でも1人で指定席に座らせるのであれば 有料(子ども料金の特急券+子ども料金の乗車券)
・小学生であれば 有料(子ども料金の特急券+子ども料金の乗車券)
となります。
子ども料金は大人の半額(50%)で10円未満の端数は切り捨てとなります。
※グリーン車、グランクラス、寝台券、ライナー券、乗車整理券には子ども料金の設定はないため、大人と同額の料金が必要になりますので注意してくださいね。
さいごに
「未満」や「以下」の違いについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
意味の違いはコレでしたね。
未満・・・その数は含めない、それより下
以下・・・その数は含める、またはそれより下
以上・・・その数は含める、またはそれより上
また交通機関によっても子ども料金の設定が異なるため、お出かけ前にはしっかりチェックしておきたいですね^^
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