今回はゆで卵の薄皮がくっつく原因、殻を綺麗にむく方法、日持ちはどれくらいするかなど詳しくご紹介していきます。
薄皮がくっつく理由や綺麗にむく方法が分かれば、もっと気軽にゆで卵を食べることが出来ますよ!
もう悩むことがないように、ぜひ最後までご覧ください^^
ゆで卵の薄皮がくっつくのはなぜ?
とれたての新鮮な卵はくっつきやすい、古い卵の方が綺麗にむける・・
そう聞いたこともあると思いますが、卵の薄皮がくっついてしまう本当の理由は何なのでしょうか。
実は卵に含まれる二酸化炭素が原因になっているんです。
卵には多くの二酸化炭素が含まれています。
この二酸化炭素は加熱をすると膨張する性質があるため、風船のように薄皮を押し上げるような形で膨らんでいき、そのままくっついた状態になります。
とれたての新鮮な卵ほど、より多くの二酸化炭素を含んでいるため新鮮な卵のほうが薄皮がくっつきやすいのも事実です。
日数が経つほど二酸化炭素の濃度は薄くなるので、比較的むきやすくなっていきます。
ゆで卵の薄皮がくっつかずに殻を綺麗にむく方法は?
時間が経っている卵のほうがむきやすいと言っても食品なので、できるだけ新鮮なものを選びたいですよね。
では、とれたて新鮮な卵でも綺麗に殻をむく方法をご紹介していきます。
1.茹でるまえに穴を開ける
これは知ってる方も多いと思いますが、茹でるまえの卵のお尻部分に画鋲で1ヶ所穴を開けます。
すると中に溜まっている二酸化炭素が抜けて、過剰な膨張を防ぎ、薄皮がくっつきにくくなります。
消毒をした画鋲でも可能ですが、専用の商品も販売されているので、気になる方は家に常備しておくと便利ですよ^^
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2.茹で終わったら氷水で冷やす
茹で終わったらすぐに氷水にいれて冷やしてください。
茹でているときは中が膨張している状態ですが、急激に冷やすことでキュっと身が引き締まります。
すると薄皮と殻の間に空間ができるので、綺麗にむきやすくなります。
3.お湯にお酢をいれる
沸騰したお湯に、おおさじ1程度のお酢を加えてから卵を茹でても効果的です。
この理由として、お酢に含まれる酢酸が、殻の炭酸カルシウムの反応し柔らかくする作用があるのでツルン!とむきやすくなります。
新鮮な卵であっても簡単な工夫で薄皮がくっつきにくくなるので、ぜひ1度試してみてください!
ゆで卵むいたあとの日持ちはどのくらい?
綺麗にむけたゆで卵って、どのくらい日持ちするのか気になりませんか?
実は殻をむくか、むかないかで日持ちの日数も変わってきます。
【冷蔵庫保存】
殻がついてるもの ・・・2~3日
殻をむいたもの ・・・1日
殻をむいてしまうと雑菌がわきやすくなるので、日持ちも短くなります。
少しでも長く日持ちをさせる方法は、
・殻をむかずに保存する
・味をつけた煮卵にする (冷蔵で4~5日保存可能)
になります。
火を通しても保存状況で日持ち日数も変わってきますので、気を付けましょう。
まとめ
今回はゆで卵の薄皮がくっつく原因、綺麗にむく方法、どのくらい日持ちするかなど詳しくご紹介してきました。
高タンパク質で低カロリー、栄養価の高いゆで卵。
そのままはもちろん、様々な料理で活躍するゆで卵ですが、むきづらいので躊躇してしまう方も多いはずです。
私もゆで卵を作ったら、薄皮がくっついて白身がボロボロになったことが何度もあります・・^^;
ご紹介した方法でツルン!としたゆで卵を作って、毎日の生活に取り入れていきましょう!
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