日本語って、似たような漢字でも全く意味が違ったり、
使い分けがなかなか難しいものですよね!
昔から、日本人が英語を覚えるよりも、
外国人が日本語を覚える方が難しい!
と言われていますが、まさにその通りだと思います。
なんとなく使っている日本語もありますし、
人によってそのあたりのニュアンスも違ったり。
結局何が正しいのだろう?というところは、
しっかりと調べてみないと分からないものですよね!
そこで今回ご紹介をするのは、歳と才の違いについてです。
私自身も、これって一緒の意味なのでは?
と思ってしまっていましたが、実は違うようです…
それぞれの漢字の意味や、使い方など詳しくご紹介をしていきます!
1歳と1才の違いとは?意味や使い分け方は?
大人になっても、よく意味が分からずに使っている言葉ってありますが、
これもまさにその部類に入る言葉でした!
まわりのママ友でも、子供に質問をされて初めてちゃんと調べた!
という人が多いですし、やはりなんとなく使っている言葉って多いです。
そもそも才は画数が少なくて簡単なので、
1才と書くときも時短という意味で、才を使う人もいるかもしれません。
実際に、代替として使っている方が多いですし、
私自身も今まではそのような使い方をしていました!
そもそも才という漢字は、木材や石材などの体積の単位として使われる漢字です。
例えば熟語などでみてみても、才能とか天才などのように、
あまりこの才という漢字自体には意味を持っていないようですね!
そして歳という漢字は、画数が多くて難しいですが、
これ自体が年齢を表す言葉なので、
1歳という使い方以外にも、歳月のような熟語でも使われます。
歳月を才月と書く人は不思議といないのですよね。
とてもややこしいですが、才には漢字そのものにあまり意味がなく、
歳には年齢を表す意味があるということです!
そのため、手紙を書く場合や、正式な文章を書く書類などで、
1歳のことを1才と書くのはとても恥ずかしいことです。
なにかのメモや、とりあえず書いた文章などであれば良いですし、
子供なら1才と書いていても問題はないですが、
大人になったら使い分けはきちんとしておきたいものですね。
1歳と1才年齢を表すのに正しいのは?
先ほど、それぞれの漢字の意味についてお話をしましたが…
そこからも言えるように、年齢を表すときに適しているのは、
才ではなく歳ということになります!
私自身も最初は、才は歳の略字なのかな?
と恥ずかしながら思っていたことも。
しかしながら、才は歳の略式として使うことはあっても、
正式な略字ではない!ということが分かりました。
なぜ略式として使うことが多くなったのか…
というのは、やはり時短をしたいときや、簡略化して書いたことが、
どんどん広まっていった結果なのかもしれません。
そもそも才と歳は画数が違って書くときの難易度も異なるので、
才を習うのは小学校であっても、歳は中学校になります。
遠い昔のことなので忘れていましたが、習うタイミングが違うので、
小学校で1歳という表記をするときには、1才と書いてもOK
というようなニュアンスで習っていることが多いです!
そこから、大人も略式として使い始めたのかもしれませんね。
漢字の意味を考えてみても、才には年齢を表す意味はないので、
大人が1歳のことを1才と書いていると、少々恥ずかしいですね。
私自身も、正式な書類などには使っていなかったものの、
なにかのタイミングでは無意識に才と書いてしまっていたような気がするので、
今後は気を付けていこうと思いました!
まとめ
日本語って奥が深いので、日本で産まれて日本で育っていても、
未だにこれってどうなのだろう?と思う漢字や言葉って多いです!
堂々と使っていた人がいて、それが正解なのかな…
と思っていても、実は違ったりすることもあって、
このようなことが多すぎるので更に難しく感じますよね!
失礼な話、目上の人とか会社の上司が使っている漢字や言葉でも、
もしかしたら間違っていることもあると思います。
日頃から、これってどうなのだろう?と思うことがあれば、
正式な書類などを書くタイミングではしっかりと調べてみたり、
最善の注意を払っていきたいものですね!
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