寒い冬が到来すると欠かせない暖房家電。
その年によっては寒さがとても厳しく、1日中暖房をつけっぱなしのこともありますよね。
そんな暖かい部屋にホッとする反面、暖房の効きすぎで具合が悪くなり頭痛や吐き気を引き起こす人がいます。
中には体調不良が続くため、暖房を使わずに過ごしている人もいるようです。
今回は暖房をつけると息苦しい感じがするのはなぜなのか、
暖房をつけていて頭痛や吐き気がした時の対処法と、
暖房病を予防しながら部屋を暖めるにはどうすればいいのか
について詳しく解説していきます。
暖房の暖かさは心地がよく、つい長居してしまいがちですが、使いすぎは体調不良の原因になるので注意が必要です。
暖房と上手く付き合えず悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでお役立てください!
暖房をつけると息苦しいのはなぜ?
暖房の効いた部屋で体調が悪くなる人は意外に多く、さらに日常使いをすることで頻発してしまうことがあります。
暖房をつけて息苦しくなるのは、部屋の空気が乾燥しているためです。
冬場は温度も湿度も低い時期ですが、さらに暖房をつけることで、空気中の水分が蒸発し乾燥していきます。
空気が乾燥すると私たちの喉や気管も乾いた状態になるため、同じ空気量でも呼吸のしづらさや息苦しさを感じます。
特にエアコンの暖房は空気を乾燥させやすいので、より息苦しさを感じやすいでしょう。
そんな時は加湿器やマスクをするのが効果的です。
しっかりと対策を行いながら、暖房を使うようにしてください。
乾燥しない暖房器具で使いやすいのが遠赤外線パネルヒーターです。
無風のため部屋が乾燥せず、乾燥や肌荒れ対策にも最適です。
|
暖房をつけていて頭痛や吐き気がした時の対処法は?
暖房使用時に頭痛や吐き気がした際には、暖房を消して水分補給をする・部屋の換気を行うといった対処が必要です。
そもそも暖房で頭痛や吐き気がするのは〔体が脱水状態になっている・部屋の換気不十分〕などが原因になります。
脱水状態
空気が乾燥すると体は脱水状態になり血液量が減少します。
さらに血液の流れも悪化するため、頭痛や吐き気といった不調が起こりやすくなります。
換気不十分
部屋の換気が不十分の場合、頭痛や吐き気の他、ほてりやのぼせが起きることがあります。
これは上部にたまった暖かい空気が、顔や頭を過剰に温め血管を拡張するためです。
これらの原因によって頭痛や吐き気が起きた際には、
・暖房を消して水分補給をする (別室に移動する)
・部屋の窓を開けて十分に換気をする
ようにしてください。
暖房病を予防しながら部屋を暖めるには?
暖房病にならないように部屋を暖めるためには、暖房は切らずに過ごし、暖房以外のものも併用するのが良いでしょう。
先程もお伝えしたように暖房病は、乾燥し脱水状態にある・部屋の換気が足りていない時に起こりやすいものです。
そのため水分補給や換気は欠かせませんが、その際には暖房を切る必要はありません。
暖房の入り切りは一気に部屋の温度を下げてしまう他、暖め直すために電気代がかかってしまうため、つけたまま水分補給や換気を行うようにしてください。
また、暖房だけでなく
・厚手のカーテンを取り付ける
・厚手のラグを敷く
・断熱シートを窓ガラスに貼る
などの寒さ対策を強化し、効率よく部屋を暖めましょう。
加湿器の設置は乾燥を防げる他、体感温度も上がりやすくなるのでオススメです!
|
まとめ
暖房家電は性能が高く便利で使いやすい反面、頼りきってしまうことも多いと思います。
しかし部屋の暖めすぎは、体調不良を引き起こす原因になるので注意しましょう。
適度な水分補給と換気を心がけ、安全に使用をしてくださいね。
コメント