今日も一日疲れた!とお風呂にはいると、浴室にピンクカビが・・
何度掃除をしても、また発生して意味がない気がする・・
しかも頑固でなかなか落ちない・・と悩む方も多いのではないでしょうか。
実はお風呂のピンクカビは、カビではないのです・・!ご存じでしたか?
今回は厄介なピンクカビの発生原因、落とし方、予防法など詳しくご紹介していきます。
湿度の高い時期もしっかり対策をして、清潔で気持ちのよいバスタイムにしましょう!
お風呂のピンクカビが落ちない原因は?
ではまず、ピンクカビの正体からお話します。
一般的にはピンクカビと認知されていますが、実はカビではないんです。
正体は酵母菌の一つで【ロドトルラ】というもの。
微生物の仲間でカビと違って無害ですが、繁殖力がとても強いのが特徴です。
高温多湿を好み、人間の垢や皮脂汚れを餌にどんどん広がっていきます。
このロドトルラは発生後すぐであればこすって落ちますが、時間が経過してからだと、なかなか落ちません。
原因は“表面よりも下に根を張ってしまうから”です。
本当は早い段階で掃除をしてあげれば良いのですが、お風呂掃除って面倒くさくて後回しにしがち^^;
ロドトルラが浴室内にこびりついてからだと、落とすのにも少し工夫が必要になります。
なかなか落ちないお風呂のピンクカビの落とし方は?
こびりついてしまったピンクカビの落とし方は、どうすれば良いのでしょうか。
オススメの方法をご紹介していきます。
1、 塩素系漂白剤をつかう
表面はもちろん、塩素系漂白剤を使えば根本から菌を撃退することが可能です。
塩素系漂白剤は使う目的によって様々な種類が売られていますが、一般的なキッチンハイターで大丈夫です。
キッチンハイターを水で薄め、ピンクカビに直接スプレーします。
キッチンペーパーやラップを使うと液だれせず有効です。
5分ほど置いたらシャワーで流しましょう。
この際は必ずお湯ではなく、冷たい水で流してくださいね。(浴室内の温度を上げないため)
2、 カビキラーをつかう
あの有名なカビキラーもピンクカビに有効で、菌の根本に働きかけ除菌してくれます。
種類もスプレーやジェル、煙タイプと様々なので使いたい場所に合わせて選んでください。
掃除が終わったあとは必ず、浴室を乾燥させましょう!
お風呂のピンクカビを予防する方法は?
汚れが落ちても、浴室はピンクカビが発生しやすいので予防が大事になります。
〈オススメの予防方法〉
・高温多湿にしない
お風呂を使ったあとは冷たいシャワーで流し、窓を開けながら換気扇を回し、浴室を乾燥させましょう。
・水捌けを良くする
ロドトルラは水を好むので、水が溜まりやすい場所を作らないことも大切です。
・汚れを残さない
ロドトルラのエサとなる垢や皮脂汚れをそのまま残すことのないように、使用後はシャワーで綺麗に流し、定期的に漂白剤で除菌をしましょう。
・くん煙剤を使う
煙タイプの防カビ剤が予防にはとても有効です。
一度使うと二ヶ月ほどもつので、コスパもよく簡単に予防ができます。
オススメの予防方法は以上になります。
どれも難しくはないので、まずは習慣にしていきましょう^^
まとめ
今回はお風呂のピンクカビ、原因や落とし方、予防策について詳しくご紹介してきました。
環境的にもピンクカビの発生は仕方のないことですが、一度根を張ると厄介な存在です。
高温多湿はピンクカビだけではなく、一般的なカビも好む場所なので放置するのは避けましょう。
日頃の簡単な工夫でピンクカビは防げます。
予防を心がけ、こびりつく前に除菌や掃除で取り除いていきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
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