血圧を測定し、記録することで体調を気遣っている方もおられるのではないでしょうか。
薬局などで配布されている血圧手帳が今すぐ中止されるということではありません。
ですが、近いうちにそうなる可能性はあるようです。
今回は、血圧手帳の無料配布がなぜなくなるのか、そして無料でもらえるならどこでもらえるのか?などくわしくご紹介します。
無料で血圧手帳が配付されてるのはどこ?
薬局などで無料で配布されている「お薬手帳」ほどは浸透していませんが、血圧手帳も健康を管理する重要なものです。
病院の先生に「血圧を毎日記録してください」といわれて病院でもらったり、薬局で配布しているところもあるようです。
かかりつけの薬局で無料でもらえる場合がありますので、一度尋ねてみるとよいでしょう。
私の知り合いにも血圧が高くて病院の先生に毎朝、記録するように言われて血圧手帳を使用している人がいます。
その人は、受診の際に先生に血圧手帳を毎月提出しなくなるころに次の血圧手帳を病院でもらっています。
また、我が家の近所の薬局には「血圧手帳が必要な方はお気軽にお申し出ください」と書いて貼ってあります。
血圧手帳の無料配布が中止されたのはなぜ?
現在、血圧手帳の無料配布は中止されていません。
ですが、今後近いうちに無料配布が中止になる可能性は十分あります。
それはなぜでしょうか。
「血圧手帳を製造している製薬メーカーが軒並み製造を中止しているから」です。
昔、対象となる患者の多い「血圧の薬」を開発することに各製薬メーカーが力を注いでいました。
その時に、血圧手帳を独自に製造し無料で配布していたのです。
ですが、「ジェネリック医薬品」という言葉聞いたことありませんか?
「特許が切れただけで、量や質、何も変わらないのに値段だけが安くなる薬」です。
そうなると、市場では「ジェネリック医薬品」に代わっていき新しい薬が売れなくなってきたのです。
薬が売れないのに「自社のお薬手帳を使われるのはわりに合わない」と、製薬メーカーが血圧手帳の製造を中止したことが「血圧手帳の無料配布が中止された」という認識につながったようです。
ですが、「今はまだ」という話で、この先「血圧手帳の無料配布が中止」という状況が起こる可能性は十分ありえるということです。
血圧手帳はダイソーほか100均に売ってるの?
買わないといけなくなった場合、安く、身近にあるとこで買いたいと思う人も少なくないと思います。
「文具」「台所用品」「洗剤」「食べ物」「電球」「裁縫道具」「おもちゃ」「コスメ」などなど、さまざまな商品を売っている100円均一ショップ。
「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」などがありますよね。
調べてみましたが、残念ながら「血圧手帳」という名前で販売しているものはないようです。
「健康管理ノート」や「健康カレンダー」という商品の中に「血圧も記入できる」ところはあるようです。
実際に無料配布が無くなった時のためにぜひ、100円ショップにも「血圧手帳」をおいてほしいものです。
血圧手帳を薬局で買うならどこでいくらで買える?
先に述べたように、薬局で血圧手帳はまだ無料配布されているところが多いからかでしょうか。
薬局で血圧手帳を買えることろは調べた限り一件だけでした。
かかりつけ医の先生に「記録してください」と言われた場合は無料で配布しているそうですが、特に病院の先生に何か言われたわけではない人は購入することが可能です。
そちらの薬局で使用している血圧手帳は、1冊50円で販売しているそうです。
1冊で記録できる日数はなんと一年分。
ただし、購入できるのは残念ながら店舗のみになります。
郵送などでの販売はしていないそうなので注意してください。
まとめ
私は、今現在は血圧を計ったり記録したりすることは特にありません。
しかし、病院に行くわけでもなく、普段の生活で健康を管理するのに最初に取りくみやすいのが血圧をはかることなんだそうです。
今回、「血圧手帳」について調べながらふと思っていました。
若い時には、健康とか特に気を遣うこともなく過ごしてきたのですが。
40代を目前にして何かと体の不調を多く感じるようになりました。
「ちょっとしたことで疲れる」「家の階段をあがるだけで息が切れる」「横になったら起きる時に腰が痛い」
太っているせいなのかなと思っていたのですが、それだけでもないようで・・。
血圧でどこまで把握できるものかわかりませんが、若いからと思っている人にこそ、ぜひ血圧を計って毎日記録する習慣をつけてもらいたいと思いました。
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