お正月早々、苦手な方から年賀状が届くとげんなりしてしまいますね。
送られてきた年賀状も見たくないし、受け取りたくない!という場合は、郵便局にお願いして受け取り拒否の手続きを取るのがおすすめです。
ですが相手を刺激しないで、やんわりと拒否したい場合もあると思います。
そこで年賀状を受け取り拒否する際の方法についていくつかまとめました。
年賀状を受け取り拒否を郵便局に依頼する方法は?
郵便局(日本郵便)では、迷惑な郵便物が届けられた場合に、受け取り拒絶することが可能とされています。
参照:架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?|郵便局
https://www.post.japanpost.jp/question/121.html
受け取り拒否の手順としては、小さく切ったメモあるいは付箋に
・受け取り拒絶の文言
・自身(受取人)の署名フルネームもしくは押印
を記載します。
そしてその年賀状にセロハンテープで上から貼り付け、郵便ポストに投函すれば差出人へ返送されることになります。
また郵便局の窓口でも受付をしてもらうことができますので、受け取り拒否の旨を窓口で担当者の方に伝えましょう。
ただしこの方法ですと、差出人にあなたの意思表示がはっきりとなされます。
受け取り拒否の文言も差出人の方の目に触れますので、相手を刺激したくないという場合にはおすすめできません。
嫌がらせなどを受けている場合や、この年賀状の受け取り拒否がきっかけで連絡が来る可能性がある場合は以下の方法も参考にしてみてください。
年賀状の受け取り拒否ができない場合の方法は?
年賀状を受け取りたくはないけれど、あからさまな受け取り拒否の反応を示すことができない場合は以下の方法も取ることができます。
現住所に居住していないことにする
返送したい年賀状を持って郵便局の窓口へ行き、「この人は現在住んでいない」または「すでに転居した」という旨を伝えます。
すると「あて所に尋ねあたりません」というハンコが押され、年賀状は差出人へ返却されます。
ただしこの方法には、以降ほかの年賀状や郵便物が届かなくなってしまうというデメリットがあるため注意が必要です。
年賀状のやり取りを止める旨を伝える
苦手な相手からの年賀状を受け取りたくないけれど、受け取り拒否の対応を取るのも難しい。
このような場合、まず相手に寒中見舞いで「年賀の挨拶に代えさせて頂きます。」と出します。
そして翌年から年賀状を出さないようにすれば、やんわりと年賀状のやり取りをしたくない旨が伝わります。
また「一身上の都合により、この年賀状を最後として来年以降の年賀状はご無礼をいたします。」という文言を寒中見舞いもしくはメールで送るのもよいでしょう。
自作した「受取人住所不一致」のハンコを押印する
年賀状を受け取りたくないが、上記のようにほかの郵便物まで届かないのは困るし、直接連絡も取りたくないという場合もあるかと思います。
そこでどうしても角が立たないように受け取り拒否をして返送したい場合は、「受取人住所不一致」や「受取人住所不完全」などのハンコを自作してみてはいかがでしょうか。
「受取人住所不一致」のハンコを赤インクで年賀状に押印し、郵便ポストに投函すれば差出人に返還されると思います。
ただしこの場合は自作したハンコを使用するため、郵便局側が受け取り拒否の意思があるものと認めてもらえない可能性もあることはご承知おきください。
相手をどうしても刺激したくない場合は・・
年賀状の差出人が仕事関係の場合や、受け取り拒否をしたことでいやがらせ・報復などが考えられる場合は、お辛いでしょうが年賀状を無視するに限ります。
年賀状を受け取ってしまうと、送ってもらうことを許可しているようで毎年気分を害されると思います。
しかし何年もこちらから年賀状を送らなければ、差出人の方も気づいて年賀状を送るのをやめることも考えられます。
2~3年ほどこちらから年賀状を出さなければ、差出人の方も気づいてくれるのではないでしょうか。
それまでは届いたらすぐ廃棄するか、くじの抽選が終われば速やかに廃棄してしまいましょう^^;
さいごに
お正月の清々しい朝に、嫌いな方からのお便りを見てがっかりされる方も少なくないと思います。
相手との今後の関係性も踏まえて、どのように対処するか考えましょう。
あなたの気持ちに気づいてもらえるといいのですが・・。
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