賢い人ほど喋らない、頭のいい人ほど他人に興味がないと聞いたことはありませんか?
実は、これには自己肯定感が関係しています。
頭のいい人は自分以外の誰かに振り回されることなく、自分の価値観で生きることのできる人なのです。
自分の意思を持ち、誰にも理解されなくても自分で歩みを進めていくことのできる人なのです。
一方で、自己肯定感の低い人ほど他人の価値観や言動に振り回され、自分本位の人生を生きることができないといわれています。
この記事では、頭のよい人が他人に興味を持たない理由からその人生観までも分析していきましょう。
頭のいい人は他人に興味ないのは自己肯定感が関係している
冒頭でもお話しした通り、頭のいい人は自己肯定感が高く、他人に振り回されることなく、自分の価値観で生きることのできる人です。
ここでいう頭のいい人というのは、勉強のできる人だけを指すのではありません。
・好奇心が旺盛な人
・知識が豊富な人
・冷静で客観的な視点を持つ人
・論理的な思考を持つ人
・人間関係において立ち回りの上手い人
なども学校、職場、友人関係において、頭のいい人と呼べるでしょう。
ひとことで「頭のいい人」といっても、上記のような人みんなが他人に興味を持たないわけではありません。
むしろいつも冷静かつ温厚で、厚い人望を得ている人もいます。
また論理的な思考から「この人とは合わないな」と感じられることもあるかもしれませんね。
しかし、肝心な時に自分の意志や意見を突き通す強さを持ち合わせている人でもあるのです。
誰かの価値観や常識に囚われ、振り回されていて困っているような人は、一見真面目で従順に見えるでしょう。
しかし、自分に決定権がなく、いつも誰かに決定権を握られているような人生であるともいえます。
頭のいい人は、その点に気付いています。
ときには、誰かに合わせるために自分の意志を曲げることよりも、自分を大切にすることが大切です。
「これは本当に大切なのか?」「自分の当たり前は、本当にみんなの常識なのか?」
このようなことを自問自答することも大切です。
賢い人が喋らない理由とは?
賢い人、頭の良い人は無駄な事を話さず、人と群れることを好みません。
ペラペラと自分の自慢話をし、周りを疲弊させるような人もいますよね。
そのような人は精神的に未熟で、周りから褒め称えてもらうことで自己肯定感を上げようとしています。
一方で賢い人は自己肯定感が高く、自分の価値観を大切にしているため、わざわざ誰かに自分の自慢をすることはしません。
自分のほうが仕事ができても、成績が良くても、知識を持っていてもひけらかすことはしないので、喋らない人のように見えるでしょう。
ただし、賢い人がみな無口なのではありません。
価値観の合う人、気の合う人の前ではたくさん喋ることもあります。
ある意味では、人を選んでいるともいえますね。
人への観察力が高く、人間関係もうまく構築できるのが賢い人の特徴といえるでしょう。
賢い人と仲良くなりたいと思ったら、焦りは禁物です。
時間をかけて、少しずつ仲を深めていくことが大切です。
まずあなたに興味を持ってもらう事がその第一歩といえるでしょう。
実は頭がいい人の特徴とは?
ボーっとしている
頭の良い人は話しかけても返事がなかったり、心ここにあらず、なんてことがよくあります。
けれども、これは彼らが人に興味がないからではなく、実は賢い人たちは時々、頭を空っぽにしてリラックスする時間を持つからです。
そのせいで、人から話しかけられてもすぐには反応できないんです。
「なぜぼーっとしている人って集中できないの?」と思うかもしれませんね。
でも、賢い人の場合は違います。
普段から彼らはいろんなことを考えたり、深く物事を理解しようと頭をフルに使っています。
そのため、普通の人より脳が疲れやすくなるんです。
疲れた脳を休めるために、彼らはわざと何も考えない時間、つまり夢中になる時間を作っているのです。
友達が少ない
賢い人、頭のいい人ほど深く付き合いたい人を選びます。
誰とでも仲良くすることほど難しいことはありません。
頭のいい人はそれを理解しているので、むやみに人脈を広げようとせず、深く狭い交友関係を望みます。
自分を曲げてまで人と付き合うことをせず、群れることをしません。
合わないと感じた時は、自分から交流を断ち、自ら孤独になることもあるでしょう。
偏見を持たない
頭のいい人は、この世界がどれだけ複雑であるかをよくわかっていて、物事を簡単に一言で説明しようとはしません。
彼らは、同じグループの中でもいろいろなタイプの人がいることを知っています。
だから、誰かが人にすぐに決めつけをしたり、簡単に「こういう人」とラベルを貼ったりするのを見たら、その人の頭の良さに疑問を持った方がいいかもしれません。
人を単純なグループに分けることは、あまり賢い行動ではないからです。
子どもの頃にあまり賢くなかった人が、大人になってから人を差別したり、偏見を持ちやすくなることが最近の研究でわかっています。
偏見や差別は、「この出身の人はみんなこうだ」「このグループの人は皆ああだ」といった、物事を単純に考えることから生まれます。
これは、難しい考え方ができない人の特徴だとも言えるでしょう。
私たち自身も、気づかないうちに人に対して偏見を持たないように気をつけることが大切です。
まとめ
頭のいい人が周りに無関心に見えるのは、自分自身のやりたいことに集中しているからに他なりません。
自分という芯をしっかり持っているため、他人と比べたり価値観を共有できなくても自分本位の人生を歩むことができるのです。
もしいまからでも頭の良い人、賢い人になりたいと思ったら、
・自分を大切にする
・偏見を捨てる
・色々な視点に触れる
・たくさんの本を読む
以上のコツを参考にしてみてくださいね。
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