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大雨警報で学校休みにならないのはなぜ?学校が休みになる基準は?

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学校

最近は異常気象で、大型台風が来ることがよくありますね。

台風でなくても、しばしば急に大風や大雨に見舞われることがあります。

小学校などに通っている子どもがいる家では、登校させても大丈夫かなと心配になりますね。

台風のように暴風雨が強い場合は警報が出されて、学校が休校になることが多いですが、大雨警報だけでは、学校が休みにならないことがあります。

これはどうしてなのでしょうか?

ここでは、同じ警報でも大雨警報だけでは学校が休みにならない理由と、休校になる基準を調べ、さらに警報が出ているときに、学校を休ませてもいいのかを考えてみましょう。

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大雨警報が出ても学校休みにならないのはなぜ?

学校が休校になるかどうかは、校長先生が判断しますが、その基準は自治体で決まっています。

臨時休校になるのは、大雨、暴風雨、大雪などの特別警報(警戒レベル5)が出ているときと暴風警報や暴風雪警報(警戒レベル4)が出ているときです。

これらの警報は、警戒レベル4以上で非常に危険だと判断されるからです。

大雨警報だけだと、警戒レベルが3であるため即休校にはなりません。

大雨だけだと、交通機関が止まることはほとんどなく、視界が妨げられたり、風で物が飛んで来たりするほどの危険がないため、登校できると判断されるからなのです。

また登校後に大雨警報から暴風警報や大雨特別警報に変わった場合は、学校の判断で授業を繰り上げて下校させることはあります。

警報で学校が休みになる基準とは?

警報の中でも、学校が休みになるのは次のような警報が出ている場合です。

暴風警報

強い風が吹き、物が飛んでくる、歩いている人が転倒するなどの危険性がある状態です。

建物が倒壊する、道路が塞がれるなどのそもそも外に出るのが危険な場合もあり、学校も休校になります。

大雪警報

大雪が予想され、交通機関が止まる、極端に視界が悪くなることが予想されるため休校になります。

暴風雪警報

強風や大雪で非常に視界が遮られ、外に出るのが危険な状態です。登校するのが困難であるため、休校の措置が取られます。

特別警報

警報よりも大きな危険が予想されるときに出されます。

大地震、大型台風、豪雨、火山の噴火など外に出るのは非常に危険です。

当然のことですが、このような場合は休校になります。

登下校が危険なら学校を休ませてもいい?

大雨警報では、学校は休校にならないことが一般的ですが、親の判断で登校が危険と思われるときは、学校を休ませることはできます。

通学路の近くに大きな川がある、がけ崩れなどが起こりやすいところを通るなど、危険な要素があるならば、むしろ休ませるほうが安全です。

ただし、忘れずに学校に「登校するのは危険なので休みます。」という連絡をしてください。

そうでないと先生は、生徒がすでに家を出たのに学校に着いていないのは途中で事故にあったのではないかと心配することになります。

また自治体により対応はそれぞれですが、大雨警報が出ているときに自主的に学校を休んだり、早退したりしても欠席、遅刻の扱いにはならないところもあります。

自分の住んでいる地域の学校の休校時の取り扱い方を知っておくことは必要です。

私の長男も高校生の時、台風の警報が出ていたため、朝6時に学校からメールが来て、「本日は台風は収まる予報なので、3時間目の始まる10時半に登校するように。」とのことでした。

学校が遠かったので、9時半ごろ家を出ようとしたら、それまで以上に豪雨となりました。

この状況で登校なんて無理ではないかと思うほどでしたが、何とか出かけて行きました。

私はとても心配して彼が帰るのを待ちました。

長男が学校に着いたら、生徒は半分ほどしかいなかったそうで、かなりの人が自主的判断で休んだことが分かりました。

私も無理に行かせなくても良かったのにと反省しました。

天気予報は時々刻々変わるので、学校の判断が絶対とはいえないのです。

天候の変化をよく見極めて、状況に応じて臨機応変な対応をするのがいいですね。

いずれにしても、子どもたちの安全を第一に考え、事故が起こらないようにすることが大切なのです。

まとめ

大雨警報が出されても、警戒レベルがやや低いので、学校が休校にならないことが一般的です。

大風警報や大雪警報、またさらに警戒レベルの高い特別警報の時はほとんどの学校は休校になります。

大雨警報で休校にならないときでも道路やまわりの状況が危険と判断したときは、子どもたちを休ませることはできます。

何よりも子どもたちの安全を第一に判断したいものです。

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