突然ですがケサランパサランってご存じですか?
聞いたことある方も多いかと思いますが、正体は一体何なのでしょうか?
ケサランパサランは幸せを呼んでくれる伝説などと言われていることもあります。
今日はケサランパサランの正体やどこにいるのかなど、不思議なケサランパサランについて詳しく調べてみました。
ケサランパサランの正体とは?
ケサランパサランについて調べてみると、たんぽぽの綿毛やうさぎのしっぽのような白くて丸い毛玉のような物体で、空中をふわふわと飛んでいると言われています。
そしてそのひとつひとつが小さな妖力を持つ妖怪ともいわれていますが、
それが植物なのか、動物なのかは判然とせず未確認物体として扱われることもあります。
またこれが面白いなと思ったのですが、「ケサランパサランを見つけると幸せになれる!」という伝承があるようです。
伝説なので地方によって言い伝えは違うのですが、
・見つけると幸せになれる
・年に1度しか見てはいけない
・年に2度以上みると幸せになれる効果はなくなる
このようなことが言われています。
実は、ケサランパサランは植物のアザミではないかという説もあります。
アザミはキク科の植物です。花は紫色でトゲトゲしています。
よく公園などにも生えていますね。
野山や畑のあぜ道などにも自然に生えていて一般的には雑草として扱われます。
美しい紫の花を咲かせますが、鋭いトゲがあるので、触るときには注意が必要です。
アザミの種子には長い毛状の冠毛があり、それがふわふわとした白い綿毛のようなのでそれが「ケサランパサラン」ではないかと言われています。
アザミやたんぽぽの綿毛は白くて丸くふわふわとしているので、ケサランパサランは植物ではないかという説が濃厚なようです。
また綿毛は軽くて風に吹かれるとふわふわと飛ぶので、
その姿が、意思を持ち生きているようにも見える為、ケサランパサランは「生き物」であるという説の所以かもしれません。
ケサランパサランはどこにいるの?
上に書いたとおりに、ケサランパサランはたんぽぽの綿毛やアザミの冠毛だと考えると、実際にケサランパサランを見ることはできそうですよね!
自然の多い地域にいくと、春にたんぽぽの綿毛が風になびいて飛んでいるのを見かけることがあります。
調べてみるとたんぽぽの綿毛が飛ぶのは4月から6月くらいの、春から春が終わるくらいの季節でした。
そのころにはケサランパサランに出会えるかもしれません。
見つけると幸せになれると言われるケサランパサラン。
その存在を信じれば出会えるかもしれませんね!
実はケサランパサランは見ただけで実在しないって本当?
調べてみましたが結局のところ、ケサランパサランについて確実に何であると証明はされていません。
ただ運よくケサランパサランを発見できた方が気づいても、近くにいた人には全く見えていなかったということがあるそうです。
ケサランパサランの正体は不明ですが、そこにあっても見える人と見えない人がいるというのはとても不思議ですね。
個人的には、ケサランパサランの存在を信じている方にしか見えないのではないか?と思っています。
さいごに
ケサランパサランとは、スペイン語で「なるようになる」という意味の「ケセラセラ」が語源であると一説では言われています。
また、東北地方では、「何が何だかさっぱりわからん」という意味を指し示す言葉がケサランパサランともいわれ、本当にいろいろな説があるようです。
たんぽぽの綿毛かもしれないし、うさぎのしっぽかもしれないし、アザミの冠毛かもしれません。
生き物かもしれないし、植物かもしれないし、妖怪かもしれません。
ケサランパサランを見ると幸せになれると言われていますが、正体はわかりません。
私はそんなところもケサランパサランの魅力だなと、感じました。
それが何かはわからないけれど、白くてふわふわで丸くて、
滅多に会えないけれど、出会うと幸せになれると言われているなんてとても夢がある話だと思いませんか?
なにかとてもかわいらしい「何か」ではないかなと私は思いました。
春になったら私も「ケサランパサラン」を探してみようと思います♪
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