毎年印刷された年賀状を出しているけど、今年は何か手作りしてみたいな。
そんなあなたにおすすめなのが、牛乳パックで作る紙すき葉書です。
いらなくなった牛乳パックを再利用して、年賀状を手作りしてみませんか?
牛乳パックを再利用した年賀はがきの作り方と、ミキサーなしで紙すき葉書を作る方法もご紹介します^^
牛乳パックで年賀状を作る方法は?
いらなくなった牛乳パックは、1パックあれば3枚ほどの葉書を作ることができます。
少し時間はかかりますが、お子さんと一緒にぜひ挑戦してみてくださいね♪
【用意するもの】
・洗った牛乳パック(できれば中が白いもの)
・はさみ
・鍋
・ミキサー
・バット
・大きめのボウル、たらい、洗面器など
・紙すき型枠
・紙すき用の網
・タオル
・アイロン(なくても可)
牛乳パックで作る紙すき年賀状の作り方
1.牛乳パックをはさみで切り開き、バットなどで2~3日水に浸す。
牛乳パックは、材料のパルプの上にポリエチレンを貼って防水加工が施されています。
紙すき年賀状を作るにはパルプだけを取り出したいため、水をしみ込ませて牛乳パックの表面と裏面に付いているポリエチレンをはがします。
時間がない場合は、大きめのお鍋で20~30分煮ても良いでしょう。
2.ポリエチレンをはがした牛乳パックを細かくちぎります。
3.2.の牛乳パックと少量の水をミキサーに入れ、少しずつ回しながら様子を見て、ドロドロになるまで攪拌(かくはん)します。
4.大きめのボウルなどに水を張り、3.のドロドロになった牛乳パック(パルプ)を入れます。
5.はがき大の紙すき型枠と網を重ねて持ち、紙すき型枠に4.のパルプを流し入れます。
このとき厚みが均一になるように注意してくださいね。
6.パルプを流し込んだら水を切り、水中から引き揚げて紙すき型枠だけをそっと外します。
7.平らな場所に置いて網をそっと外します。
8.パルプの水気をタオルなどで優しく吸い取ります。
9.このまま乾燥させて完成です♪
窓などに張り付けて自然乾燥させてもいいですし、あて布をしてアイロンをかけると早く仕上がります。
紙すき型枠や網がない場合はどうすればいいの?
紙すき型枠は、100均ショップなどで販売されているフォトフレームや木材などを代用することもできます。
紙すき用の網も、100均ショップやホームセンターなどで販売されている園芸用の鉢底ネットで代用できますよ。
このように手すき葉書が誰でも簡単にできるセットも販売されているので、利用するのもいいですね。
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牛乳パックで年賀状はミキサーなしでも作れる?
牛乳パックの繊維をほぐして柔らかいパルプにする作業に、ミキサーは欠かせません。
でもミキサーが自宅になかったり、食べ物を入れるミキサーに他の物を入れたくないという方もいらっしゃると思います。
そこで代用できるものとしては、
・おろし金
・すり鉢
などが挙げられます。
またペットボトルに細かくちぎった牛乳パックとビー玉を入れて蓋を閉め、30分ほど振って作る方法もあります。
ミキサーなしで作る場合は時間と根気が必要になるため、急いでいる場合は牛乳パックではなく、水に溶けやすいトイレットペーパーや不要な紙を再利用して作るのはいかがでしょうか。
手作り年賀状のサイズは?
手作り年賀状のサイズとしては、たてが14~23.5cm、よこ9~12cm、厚さ1mmまでなら、普通定額料金で送ることができますよ^^
正方形などの形で送ると定形外郵便となってしまいますので、サイズ内で長方形で作るようにしましょう。
※必ず切手の下部に赤色で「年賀」と記載してから投函してくださいね!
さいごに
どこのご家庭にもあるいらなくなった牛乳パック。
リサイクルすれば資源の有効活用に繋がりますね♪
紙すき体験は楽しいですし、紙から手作りした年賀状はとても喜ばれると思いますよ^^
押し花や折り紙で飾り付けても可愛いです。
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