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本物の片栗粉は何からできてる?カタクリの花から作られた片栗粉の販売場所は?

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料理

料理のとろみづけや揚げ物の衣に使う「片栗粉」。

実は、私たちが今使っている
片栗粉の原料のほとんどは「じゃがいも」で、
本物の片栗粉の原料は、
「カタクリ」と呼ばれるユリ科の植物だったんです。

今回は、
謎に秘められた片栗から作られる
「本物の片栗粉について」や「でんぷんと片栗粉との違い」
などに迫っていきたいと思います。

ぜひ、今後の豆知識や料理の腕を上げる参考にしてくださいね。

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本物の片栗粉は何からできてる?

料理のとろみづけや揚げ物の衣に欠かせない「片栗粉」。
どこのご家庭にもあるのではないでしょうか。

実は、片栗粉、
私はずっと「じゃがいも」が原料であると思い込んでいました。

ですが、本物の片栗粉の原料は、
「片栗(カタクリ)」と呼ばれるユリ科の植物の
「球根」から取れる「でんぷんの粉」だったんです。

片栗の花は、
日本が原産の植物で、北海道から九州、
そして中国や朝鮮半島にも分布しています。

開花時期は4月から6月頃で、
ピンクや薄紫色の可愛らしい花が咲く特徴があります。

しかし、
片栗の花自体が時代の変化と共に減少したことや
片栗から作られる片栗粉はとっても手間と労力がかかるため、
明治時代以降は、じゃがいもが原料となったでんぷんが
「片栗粉」として作られるようになったんです。

なので、「片栗粉」の英語を調べると
「potato starch」と出てくるんです。

でんぷんと片栗粉の違いとは?料理での使い分けは?

でんぷんは、
様々な植物や穀類のでんぷんから作られた
「天然の炭水化物」のこと総称を指します。

でんぷんには、
熱を加えることによってとろみが出る特徴があって、
麺類やパン・スイーツなどの料理など、幅広く使用されます。

一方、片栗粉は、
片栗やじゃがいもなどから作られる粉を指します。

片栗粉は、
水に溶かして加熱することでとろみが出る特徴や
温度が下がるととろみが落ちる特徴があります。

その特徴を活かして、
熱々のうちに食べるエビチリや八宝菜などの
「中華料理」に使われることが多いんです。

カタクリの花から作られた本物の片栗粉はどこで販売されてる?

じゃがいもからできた片栗粉は本物ではないのであれば、
本物の片栗から作られた片栗粉は、
どこで販売されているのか気になりますよね。

ですが、スーパーやネット通販など調べた限り
片栗から作られた本物の片栗粉は、
現在販売されていないことが分かりました。

その背景には片栗から作られる片栗粉は、
手間と労力がかかり、採算が合わないからと考えられます。

・片栗の花は8年~10年かけて花が咲く
・片栗の球根から取れる片栗粉は20%のみ

さらに、
本物の片栗粉を作る工程でも
・片栗の球根を棒や石臼押しつぶす
・布袋に詰める
・水洗いする
・沈んだでんぷんを濾して集める
・でんぷんが白くなるまで何度も水を換える
・乾燥させる
など、手間と労力がかかることが分かります。

なので、
本物の片栗粉は江戸時代では、
幕府に献上されるほどの高級品だったんです。

そんな片栗粉のもとである片栗ですが、
実は、今でも東北地方では、
「郷土料理」として食されているんですよ。

・花を茹でて「甘酢和え」や」「サラダ」
・茎や葉っぱを茹でて「おひたし」
・球根はそのまま「焼き物」や「煮物」
など。

他にも「天ぷら」や「炊き込みご飯」など
片栗は、様々な料理に使われているんですね。

東北地方に行く時には、ぜひ一度食べてみたいものです。

ただ、「漢方薬」として
薬局やドラッグストアに
本物の片栗粉が置かれている場合もあります。

ですが、薬局やドラッグストアにあったとしても
お値段はやはり高価ではあります。

気になる方は、
一度薬局やドラッグストアで探してみてくださいね。

まとめ

料理のとろみづけや揚げ物の衣に欠かせない「片栗粉」。
私は、じゃがいもから作られると思い込んでいました。

ですが、本物の片栗粉は、
「片栗」と言うユリ科の植物の球根から取れる
「でんぷんの粉」であることが分かりましたね。

ただ、作る手間や労力を考えると採算が合わず、
今では本物の片栗粉を手に入れることは難しくなりました。

ぜひ、豆知識として今後の役に立ててくださいね。

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