最近では、ベランダなどのちょっとしたスペースでトマトなどの野菜を育ててる人も多いですよね。
昔、家の畑でトマトを祖母が育てていました。
お水をたくさんあげないと暑さに負けてしまうと勝手な思いから、水をあげていたらよく怒られました。
その時は、意味がよくわかっていなかったのですが、トマトは雨に弱い食べ物の一つです。
トマトを守るために必要なビニールトンネルですが、本格的に作ろうとしたら安いものではありません。
農家さんのようなビニールトンネルを作ろうとしたら何万円とお金がかかるそうです。
でもトマトの雨よけは100均グッズで十分作れます!
かけなくて済むところは、なるべく安く抑えたい。
今や、食器や化粧品など幅広く取り扱っている100均。
今回は、100均で買えるもので作る「トマトの自作のビニールトンネル」に必要な材料と、その作り方などご紹介します。
トマトの雨よけは100均で買える素材で自作できる?
100均の材料で雨よけは作れます!とは言っても。
農家さんのビニールハウスのようなイメージを持つと、「本当に?」と疑いたくなりますよね。
頭で考えていてもなかなかぴんとこないと思います。
考えてもわからないことは実際にやってみるのみです。
まずは、材料を揃えるところから始めましょう。
なるべく大きな100円均一の店舗にでかけてください。
小さいお店だと一度に材料がそろわないことも考えられるからです。
何度も足を運ぶことを考えたら多少遠くても大きな店舗に出かけることをおすすめします。
必要な材料は、
「連結支柱(ジョイント支柱)」「連結アーチ支柱」「回転式ジョイント」「トンネルパッカー」「クロスジョイント」「ビニール」の6種類です。
最後のビニールが揃わない時は、100均の透明のテーブルシートでも代用することが可能です。
もしも、買い物している途中に迷ったら、思い込みで買わずに店員さんに聞いて買うようにしましょう
。勘違いで買ってしまったら無駄なお金使うことになりますからね。
また数量は、栽培されているトマトの規模によって違ってきます。
この後紹介する作り方を読んでもらって、イメージをつけて「うちならこれくらいの量がいるかな?」とめどをつけてから買いに行きましょう。
トマトの雨よけビニールのトンネル屋根の作り方
材料が揃ったら手順通りに作業開始します。
十分な広さと安全を確保してすすめていきましょう。
作る手順
1.連結支柱と連結アーチを接続します。(連結支柱の数はお好みの高さになるまで)これを3つ作ります。
2.トマトが植えてあるところをまたぐように差し込みます。
3.クロスジョイントを支柱の横側につけます。
4.アーチのてっぺんにもクロスジョイントをつけておきます。
5.横側のクロスジョイントとアーチのてっぺんのクロスジョイントそれぞれに支柱をはめ込んでいきます。
6.ビニール(透明のテーブルシート)をかぶせてトンネルパッカーで固定します。
以上で、雨よけビニールトンネルは完成です。
簡易的ですが、これでトマトの実や葉っぱ、茎が雨に濡れたりすることを防ぐことができます。
トマトの雨よけ本当に必要?雨よけしなかったらどうなるの?
トマトを栽培するなら、雨よけは絶対に必要です。
雨がたくさん降ったりしたことで、急に根から吸収される水分量が増えると、トマトの実が一気に大きくなってしまいます。
そうすると、成長が追いつかずトマトの実に亀裂が入りやすくなってしまいます。
また、雨による泥が跳ねることによって土の中にいる細菌がトマトの実の亀裂に入ったり、葉や茎につくことで「疫病」と呼ばれる病気を発症してしまいます。
子供のようにかわいがって育ててきたトマトが病気になってしまったりしたら悲しいですよね。
味が美味しいのはもちろん、健康的なトマトを育てるためにも雨よけをすることを強くお勧めします。
まとめ
今回、トマトの雨よけビニールトンネルの記事を書かせていただくために調べていて、初めてトマトが水に弱いことを知りました。
孫のやったこととはいえ、一生懸命育ててくれていた祖母にはトマトが腐ってしまった現実は辛かったんだろうな・・と大人になった今しみじみと感じています。
周りでトマトを育ててる方が居られる方、大事な人の大事なトマトを守るためにも忘れないでください。
トマトが水に弱いことを。
自分の生活が少し落ち着いたら、トマトの栽培をして祖母の墓前に供えようと思います。
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