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11月なのに暑いのはなぜ?暖冬になる?寒さいつから?

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生活

今年の夏は異常な暑さで、世界各地で最高気温の記録が相次ぎました。

やっと秋がきたと思ったのもつかの間、10月、11月と昼間だと暑い日が続いています。

この高温の原因は何なのでしょうか?また今年は暖冬になるのでしょうか?

2023年から2024年の気温の変化も予想します。

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11月になっても暑いのはなんで?気温の変化に要注意

例年だと11月は寒く、コートやダウンなどを準備する時期ですよね。

しかし今年は、11月になっても昼間はまだ暑いと感じる日が続いています。

その原因は2つ考えられます。

1.気圧のシーソー

11月まで続く異常な暑さの原因に「気圧のシーソー」が挙げられます。

気圧のシーソーとは、太平洋高気圧とユーラシア大陸の低気圧が交互に強まったり弱まったりする現象のことです。

この現象は、夏によく見られますが、今年は特に顕著に見られました。

この気圧のシーソーが起こると、日本の海上には南から暖かく湿った空気が流れ込み、全国的に暑くなります。

気象庁の発表によると、今年の夏(6~8月)の日本の平均気温は、1898年の統計開始以降で最も高く、最高気温が35度以上の「猛暑日」の日数も全国38地点で最多という結果となりました。

気象庁は、11月頃まで気圧のシーソーが続く可能性があるとしており、この影響はもうしばらく続く見込みです。

2.地球温暖化の影響

秋になっても気温の高い日が続く原因には、地球温暖化と都市熱島現象も影響していると見られます。

地球温暖化とは大気中の二酸化炭素やメタン、フロンが増えることで地球の平均気温が上昇したり、気候変動が起きることを指します。

この地球温暖化の影響は世界各地で観測されており、北極では一年あたり、北海道の面積に匹敵する海氷の面積が減少しています。

世界気象機関の報告によると、2027年までに世界の平均気温が産業革命以降1.5℃以上上昇する確率は66%だそうです。

日本でも猛暑日の観測日数が年々増えており、気温の上昇が進んでいます。

上記の2つが11月になってもまだ暑さが続く原因ではありますが、11月は気温の変化が激しい月です。

晩秋から初冬へと移り変わるこの時期は、11月中旬頃は気温が平年よりかなり高くなることがあっても、下旬からは一気に寒くなることもあります。

11月下旬には気温も下がり、木枯らしや小春日和が現れることもあります。

1日のなかでも気温の変化が大きく、体調を崩しやすい時期でもあるので、体調管理には気をつけたいですね。

今年は暖冬になるの?異常気象の影響?

夏から暑さが続き、10月、11月も暑いと暖冬になるのでしょうか?

実は、秋が暖かいからといってその年の冬が暖冬になるかどうかはわかりません。

気象庁の発表によると、今年の冬の気温予想は平年並みか低めの予想となっています。

また、異常気象による雪の降り方の変化には気をつけなければいけません。

地球温暖化の影響で、気温が上昇すると、通常は雪の降る量は減ると考えられますね。

しかし、地域によっては降雪量が増えることもあります。

例えば、日本海側では寒気が強くなると海水温が高くなり、雪雲が発生しやすくなることがあります。

降雪量だけでなく、雨の降り方も近年異常気象の影響がみられます。

線上降水帯が長時間同じ地域に停滞し、大雨を降らせることによって、土砂災害や洪水の発生件数が増えています。

雨や雪が続く場合は気象予報を参考にし、必要であれば避難するなど十分な警戒が必要です。

暖房器具などの点検、燃料の補充もしっかり行っておきましょう。

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今年2023-2024年の寒さはいつからいつまで続く?

春から秋にかけて気温が高かった今年ですが、各地でも徐々に寒さが厳しくなる見込みです。

北日本(札幌、仙台)・・・10月上旬から10月下旬に寒くなり、4月上旬から5月上旬まで寒い

東日本(新潟、東京、名古屋)・・・10月下旬から11月中旬に寒くなり、3月下旬から4月上旬まで寒い

西日本(大阪、福岡、高知)・・・11月下旬に寒くなり、3月下旬まで寒い

沖縄(那覇)・・・寒い時期はほぼなし

沖縄を除く本州・四国では3月・4月ごろまで寒さが続くでしょう。

北海道では5月の上旬まで厳しい寒さが続く見込みです。

特に北日本・東日本では厳寒に十分な備えが必要です。

まとめ

夏と秋が暖かいと冬も暖かくなりそうに思いますが、実際はそうではないのですね。

ただ予想では平年並みの寒さの冬になりそうですが、ラニーニャ現象が続くとその影響で厳寒や大雪も予想されます。

秋が暖かいからといって油断はいけませんね。

厳しい寒さがきても良いように、防寒着や暖房器具はしっかり準備しておきましょう。

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