鶏の唐揚げといえば、てんぷら鍋にたっぷりの油を入れて作るのが一般的な作り方ですよね。
でも油の後始末やお鍋の後片付けが面倒で、揚げ物を作るのも面倒・・と感じる方も多いと思います。
私も唐揚げが好きでよく作りますが、てんぷら鍋で作ると残った油の処理が面倒なんですよね(^_^;)
そこで今日は、フライパンで少ない油を使って作る唐揚げの作り方をご紹介します。
コツをおさえれば、衣はカリカリで中は柔らかくジューシーに仕上がりましたよ♪
唐揚げはフライパンで揚げ焼きできる?
鶏の唐揚げはかさ高いので、少ない油ではきちんと揚げることができないのえはないかと思っていました。
でも何度か裏返して揚げ焼すれば、いつも通りの唐揚げになりました♪
私が作ったレシピをご紹介します。
・鶏モモ肉(300g前後)
・片栗粉
・揚げ油(サラダ油)
【下味A】
・料理酒 大さじ1
・鶏ガラスープ(顆粒) 小さじ2分の1
・しょうゆ 小さじ1
・塩 小さじ4分の1
・こしょう 少々
・おろしにんにく 少々
・おろししょうが 少々
【作り方】
1.鶏肉の皮、脂肪、軟骨などを取り除き、表裏両面にフォークでぷすぷすと穴を開ける。
2.鶏肉を一口大に切る。
3.ボウルに鶏肉と下味Aを入れ、手で揉みこむ。(15分ほど放置)
4.汁気を切った鶏肉に片栗粉をつける。
5.乾いたフライパンにサラダ油を底から1cmほど入れて火をつける。
6.油が温まってきたら鶏肉を入れ、菜箸でころがしながら揚げ焼する。
※注意 ここでしばらく放置すると、鶏肉が焦げてしまいます!
7.全体が薄いキツネ色になったら、一度バットに上げて5分ほど放置する。
8.再びサラダ油を熱し、今度は高温で揚げる
9.菜箸でころがし、全体がこんがり揚がったら完成!しっかり油を切ります。
ガス火で26cmの浅いフライパンを使用しましたが、普段通りカリッとした唐揚げになりました(^_^)
唐揚げをフライパンで作るコツは?
唐揚げをフライパンで少ない油を使って作るには、火の通りをよくすることが大切です。
そこで私は、以下のことに気をつけて作っています。
●鶏肉を小さめの一口大に切る
●鶏肉の両面にフォークでしっかり穴を開ける
●鶏肉を油で揚げる前に冷蔵庫で寝かせた場合は、室温に戻してから揚げる
この3つのポイントに気をつければ、火の通りが早くなり、少ない量の油でも美味しくできると思います。
唐揚げをフライパンでカリカリにする方法は?
唐揚げは、最初から強火で揚げると身が締まり固くなってしまいます。
また、外側はこんがり揚がっていても中まで火が通っていない、という事態になることも。
中はジューシーで柔らかく、外側がカリカリとした唐揚げを作るには、二度揚げがおすすめです。
一度目はやや低温で揚げ、バットの上でしばらく置きます。
この間に余熱で鶏肉の中まで火が通ります。
さらに高温で二度揚げることによって表面がカリッとなり、キツネ色の見た目にも美味しい唐揚げができますよ(・ω<) 私も二度揚げなんて面倒だと思っていましたが、やってみると出来上がりが全然違ったのでぜひ試してみてくださいね。
唐揚げをフライパンで作ると油がはねる?
唐揚げを揚げ焼きで作ると、油はねが心配という声を耳にします。
パチパチッと熱い油が飛んでくるのは怖いですよね。
揚げ物をしていて油がはねる原因となるのが、水分です。
エビやイカの天ぷらを作るときに油はねがあるのも、水分を多く含んでいるためです。
水分が熱っせられて水蒸気に変わるとき、揚げ油をまとって破裂状態で膨張しパチパチと飛び跳ねます。
そこで唐揚げを作る際は、衣となる片栗粉をつける前にしっかりと水分を除いてからつけましょう!
残った下味の調味液は捨て、鶏肉にしっかりと片栗粉をつけると、油はねは少なくなります。
さらに高低差による油はねを防ぐため、熱した油に鶏肉を入れる際は皮目を下にしてゆっくりと入れるのもポイントです。
さいごに
鶏の唐揚げをフライパンで作る場合のコツとしては、
●鶏肉にフォークで均一に穴を開ける
●一口大に切る
●鶏肉を室温に戻してから揚げる
●さらに二度揚げする
ということが肝心です。
油の使用量が減ると経済的ですし、後始末も簡単に済ませることができます。
私もフライパンで唐揚げができるとは驚きでしたが、後片付けがラクチンなのでこれからはフライパンで作りたいと思います♪
揚げ物は家でしたくない派の方も、自炊デビューの方もぜひ一度挑戦してみてくださいね!
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